>>107
旧DTMがITCに発展した時にクラス1、元々はGr.AのリブレだったBTCCがワールドワイドルールになった時に
クラス2と一旦規定されたのだけど、それから割と程なく
クラス2の方が「FIAスーパーツーリング(略称FIA-ST)」って改称されたのよ。

正確な時期は覚えてないけど、アルファロメオが155D2シルバーストーンの
純正エアロパーツで無茶しすぎた(フロントスポイラーのネジ穴が複数ついてて事実上の可変式)
辺りで、エアロパーツの公認は1年につき1種類縛りがついたくらいの頃じゃなかったかな。
公認取得済みの純正エアロパーツはまだ使って良いのかどうかは分からないけど
大抵みんな、当時ドレスアップ界隈で「JTCCタイプウィング」て言われたあの小振りなリアウィングと
複雑な造形で下がフラットボトム化されたフロントスポイラーっていうんで揃った辺り。

マツスピのカタログ巻末にあった競技公認車種リスト見ると
内外でこの頃のシリーズに参戦してた車種の公認区分は
「Gr.A」であるもの(ユーノス500/XEDOS6、323Fアスティナ)からFIA-STで取得されてるもの(ランティス)、
さらに末期の頃にはN-STっていう国内限定公認もあったようで、ファミリアだけ何故かこれで取られてる。

海外選手権では323F(アスティナの代)の次は一貫してXEDOS6が使われ続けるので
(日本国内では車種整理対象になって早々に終売になってしまったのに対し、
海外では好評で、FIA-STカテゴリ自体事実上無くなるくらいの時期まで販売されてたため)
ファミリアは海外で使う必要無いってんでローカル公認だけ取ったんだろう。