何年か前、木曜日に行われた抽選で土曜日のピットウォーク権が当たった。
当日集合場所で「飲み物を勧められても受け取らないように」って釘刺された。
ゾロゾロと引率されてパドックエリアに。
屈強なセキュリティー(黒人男性)が陣取っていた。
中では、綺麗なお姉さんがトレイに載せたたくさんのグラスを勧めていた。
ピットへの出口には華やかな着物姿の女性が案内していた。
確かに、庶民には縁のない格調高いエリアなのだと実感した。
でも・・・
可夢偉表彰台の時、自分はグラスタで可夢偉コールとか
観衆全体が一つになって盛り上がった中にいて、
それを向かい側で見ていた人々は、お偉いさんも外人さんも多いだろうし、
一緒の輪の中に入れていなくてどんな心境なんだろう、って感じた。
観戦環境がとてもいいとはいえ、自分はやっぱりグラスタのままでいい。