ドライバーにしっくりこないホンダ新エンジン。鈴鹿までに成熟できるか
ttps://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181003-00010000-sportiva-moto
「アップシフトがすごくハーシュ(引っかかりが感じられる状態)だ」
「最終セクターのトルクが思いどおりの状態じゃない」
フリー走行でドライバーたちは無線でそう報告し、パワーの向上とは別次元の、
通常運用の部分で彼らにとってナチュラルに感じられない状態であることを訴えた。

最大の問題になったのは、シフトアップ時のオシレーション(共振)と呼ばれる現象。
シフトアップした際、一旦落ちるエンジン回転数が収束するまでに時間がかかり、
結果的に振動を発すると同時に、ギアボックスのシフトアップに時間を要してしまうのだ。

「シフトアップしたときにエンジン回転数が落ちた後のハンチング(収束するまでのブレ)ですね。
そのあたりもダイナモでは確認して持ってきていますし、(ダイナモと実走で)ある程度の差があることは想定していました。
ですが、実際に走ってみると想定以上の差があったんです。