ただ本間さんは性格的には別としてコシンスキーとか4輪のジャン・アレジとか野球のミスターみたく
壊れさえしなければ結構滅茶苦茶なもんでも乗りこなしちゃうイメージなんで
開発の人として適任だったかどうかの疑問はある。

マシン作る人はフィードバック能力も大事だけど、駄目なやつ渡されると
実際がっつり遅くなっちゃうっていうんじゃないと作る側が問題の重要さを認識できないし。

93年のシーズン序盤にコシンスキーが原田TZMと互角の走りをしちゃったから
スズキが事の重大さに気付けなくて、結局ライダーがブチ切れるまで進歩しなかった例とか。
逆にいうと「TZMレベルであってNSRには届いてない」って証明ですらあったのに。

あとは難波さんがやってて実際国内でもテストしてたはずなのに
ロータリーディスクバルブで後ろバンク後方排気の「本物のYZR」を
Tカー扱いですら前線に持ち込めなかった件とか。