ジャック・ヴィルヌーヴは、ミハエル・シューマッハが次々に卑劣な手段を使い、意図的にファンと仲間のドライバーを騙しているとして非難している。
ヴィルヌーヴは、7度のチャンピオンに対して異例の個人攻撃を行い、フェラーリのドライバーが引退すればすぐに忘れ去られるだろうという結論に達した。
(略)
彼はまず、シューマッハは、アイルトン・セナ、アラン・プロスト、ナイジェル・マンセルなどと同じレベルで称賛されるようなスター性に欠けるとして口火を切った。

「彼(ミハエル)の本当の性格がわからないことが問題だと思うね。彼はレーサーなんだ。純粋なレーサー以外の何物でもない。
だから彼がヘルメットを脱ぐと、みんなはすぐに彼のことを忘れると思う」

「対照的にセナは決して忘れ去られることはない。
若くして事故死したから、もちろん一部にはジェイムズ・ディーン的な要素もあるだろう。
でもそれだけじゃない。ミハエルがプロストと同じくらいみんなの記憶に残るとも思えないよ。
こういったドライバーは、ミハエルが決して到達することのないヒーローとしての地位を獲得していたからね」

「ミハエルは汚い手を何度も使っているし人間として立派じゃないから、偉大なチャンピオンじゃない。
確かにセナも汚い手を使ったけど、もっと品格があって高潔だった。
彼が1990年鈴鹿(の日本GP)でプロストをコースアウトさせたとき、彼はレースの前にそうすると言っていたからね」

「だから、今年のモナコは無実だとばかばかしい主張をしているミハエルとは違って、セナは『そう、わざとだよ。でもレース前にそうすると言っただろう』と話していた。
これは、モナコや(1997年の)ヘレス、(デイモン・ヒルとの疑わしい衝突があった1994年の)アデレードでミハエルがしたこととはかなり違うんだ」
(以下略)
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