シンジ「残っているのは君だけだ。綾波」
綾波レイ「私はここでいい」
シンジ「もうひとりの君はここじゃない居場所を見つけた。
アスカも戻ったら新しい居場所に気付くと思う」
綾波レイ「エヴァに乗らない幸せ。碇くんにそうして欲しかった」
シンジ「うん。だから、ここじゃない君の生き方もあるよ。」
綾波レイ「そう?」
シンジ「そうだ。僕もエヴァに乗らない生き方を選ぶよ。
時間も世界も戻さない。ただ“エヴァが無くてもいい世界”に書き換えるだけだ。
新しい、人の生きていける世界に」
綾波レイ「世界の新たな創生。ネオンジェネシス。」
シンジ「うん。それと後でマリさんが迎えに来る。だから、安心して。」
綾波レイ「そう。わかった。」ニッコリ
「碇くん。ありがとう。」

シンジ「やってみるよ。綾波。ネオンジェネシス。」