事実として言えるのは未来からのホットラインのラストのエピローグにはアンの名前は一切出てこない。
しかし特徴的なアンの服とイタズラ好きな子猫に躓いて店で買った物を全て落としてしまい、それを見たマードックが慌てて走って駆け寄るという
二人のファーストコンタクトの出来事を最後に再び見せて読者に彼女はアンだと示す演出になっててエヴァの「始まりと終わりは同じ」の元ネタだ。

だからこそマリもシンジも砂浜で再会する時(14歳の終わり)に屋上で初めてお互いが会った時(14歳の彼等の始まり)と全く同じ制服姿に変わるし、
この服装を見ればその人が誰なのかちゃんと理解できるというアンの小ネタも薄い本でしっかりとマリの小ネタとして受け継がれていて使われてる。
あくまで薄い本は新劇のヒロインであるマリの本なんだよな。