「僕の存在を消せるのは真空崩壊だけだ」
「だから僕は定められた円環の物語の中で、演じることを永遠に繰り返さなければならない」

カヲルのこの発言から『「TV版」の世界も、「序破Qシン」の世界も、パラレルワールドとかではなく、
「同一時間軸の上に存在する完全に繋がってる世界」というコトは確定した。』
と言い切ってしまっていいと考えています。

真空崩壊とはこの宇宙が終わる(この世界が終わる)、というコトですよね?
この世界が終わることでしかカヲルは消える(完全に死ぬ?)方法がない。
いくら時が流れても肉体が無くなってもカヲルは生き続けてしまうので、
死ぬことが出来ないので、だから仕方なく同じ役割を何度も演じ続けて来た。

つまり「カヲルはこの宇宙(この世)が出来てから、一度も消えて(死んで)いないというコト」だと
言い切ってしまっても大丈夫だと思います。
「宇宙は一度も無くなったことはなく、同じ宇宙が存在し続けていて、
その同じ宇宙の中で、カヲルは肉体的な生死を繰り返していた」というコトです。

つまり『「TV版」の世界(宇宙)が無くなって、別の新しい宇宙が誕生して、
その新しい宇宙の世界が「序破Qシン」の世界である』、というコトではない。
『「TV版」の世界(宇宙)とは違う世界(宇宙)が、「序破Qシン」の世界(宇宙)であって、
「TV版」の世界と「序破Qシン」の世界とは、別の世界(宇宙)である。(パラレルワールド)』
というコトではない。

一言で言うと、
「同じ世界(宇宙)の中で、遥かな時の中で、何度も同じこと(人間と使徒の戦い)を繰り返してきた」
というコトで間違いないと思います。

この考察、結構自身があるんですが、皆様どうでしょうか?