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アスカはよくもまぁシンジを批判出来たものだ。ガンジーでもシンジの立場なら助走をつけてアスカを殴るだろう。
なのにシンジはアスカの身勝手な心中を察しつつ、一切抗弁せずゲンドウとの決戦へ向かうのである。
「馬鹿って言ったら自分が馬鹿」俺もよく幼稚園児の頃保育士さんに言われていたが、保育士さんの言う事は正しかったんだなぁとしみじみ思った。
アスカは作中1番の馬鹿であり、ヒロインの資格は無い。ケンスケが気の毒だ。

破でゲンドウは憤るシンジを子供の駄々扱いしたが、蓋を開けてみれば作中を通してゲンドウが行った企み、人類補完計画は失った妻にもう一度会いたいと言う全世界を巻き込んだ駄々だった。

ミサト以下全ての大人はシンジよりずっとゲンドウの側にいながらそれに気づけずゲンドウからシンジを引き離し対抗する絶好の機会を逃しQに繋がる悲劇の後押しをしてしまった。

そしてQではその事を詫びるどころかわざわざ起こしたシンジの首に爆弾を巻いた。

結果シンジはかけがいの無い友を無残に失いトラウマを植え付けられたのである。
シンジはミサトに対して今作でその事を一言も責めず寧ろほぼ皆無な自分の非を詫び、親の不始末を片付けに行くのである。