初見は色々な感情が溢れて混乱したが、二回目シンプルに観たらスッキリしたので長文で吐き出させて下さい。各新CPについては恋愛を主軸にした既存CPの破壊であり、恋愛関係そのものからの脱却とも取れたな。
アスカとケンスケは、ありのままの自分を認めてくれる父性を求めてるアスカとケンスケが合致(問題のアスカ全裸は、性的なモチーフを排除するためだと感じた。ポカ波が部屋で全裸だったと同じ)。自分自身だったパペットから他人が出てくるなんて泣ける。
ラストのレイとカヲルは同じ出自であり父性と母性の対だった存在がようやく邂逅できたんだな。(ゲンドウとユイがやっと出会えたオマージュでもあるかな?)この2人がようやく父母の役割から解放されるかと思うと泣ける。
シンジとマリは(補完計画側を裏切ってかつ使徒化した)マリがエヴァの呪縛に捕らわれてた子ども達を救い、メインがユイとゲンドウの子どもであるシンジだった。そう考えるとマリ→アスカへの思い入れも納得できる。シンジがチャラくなったのはエヴァでは良い男=口先がチャラいの法則。真剣に言えばカヲルが憧れの対象だったことの現れだろうな。シンジが母性でもなく恋愛相手でもないマリと旅立つなんて泣ける。まあマリ=モヨコと考えちゃうとモニョるが、そこを排除すれば良いキャラクター。オタクもまとめて救ってくれたと拡大解釈すると余計泣ける。