庵野秀明「スキゾ・エヴァンゲリオン」P86
ロボット――ということで置き換えることはしたけれど、オリジナルな母親はロボットで、同年代の母親として綾波レイが横にいる。
実際の父親も横にいる。全体の流れをつかさどるアダムがもう一人の父としてそこにいるんです。
そういう多重構造の中でのエディプス・コンプレックスなんですよ。やりたいのはそこだった。