>>313
バルディエル(新劇では第9使徒)は、アメリカの支部から空輸の為に飛び立ち
映像でも描かれてる雷雲を通る際に使徒が真菌や粘菌のように3号機に付着
侵食して静かにパイロットが来るのを待つ

エントリープラグにアスカが搭乗、挿入
周囲からエントリープラグを侵し、プラグ深度を下げる
アスカは抵抗出来ずにヒトの形を保つのが困難→不可能な領域に
EVAのコアに近付くようにプラグ深度を更に下げられる

これがエントリープラグ内に十字架模様が舞う中で
キャッキャウフフの声と共に
アスカの背中に天使の羽が生え、前へ(下へ)と進められた、下げられた描写への説明

普通は侵食されて肉体も精神も使徒と融合、使徒になってもおかしくない

だが、アスカには生まれてからの自分自身と対峙し続けた辛く苦しい過去があった
常に自分は輝くエリートでなければならない、それがアタシ
自分が自分である為のアイデンティティでもあり、存在証明、存在意義
自分を形作るモノ

つまりアスカは…元々常人離れした強い自我、心の壁、ATフィールドの持ち主
だからこそ侵食をATフィールドで防ぎ、肉体と精神を乗っ取られるのを防げた
旧劇でもアスカだけはシンジを簡単に受け入れず、LCL化もされなかった唯一の人物
だから傷付いた姿で暗く赤い波打ち際で『…気持ち悪い…。』のシーンに繋がった

それだけ彼女の心の世界は辛さと痛みに耐えるのに慣れてる…
頑固にならなきゃ強気で攻撃的じゃなきゃ押し潰される
鬱や精神病になる、だから気を強く持ちシンジや周囲にも警戒し、アタリが強い、そういう生き方
新劇でヒカリにさえ弁当はやらないわよ?と身構えてたのも、それ

ユダヤ教の天使の名バルディエル(バラキエル、エノク書だとバラクエル)
天使と悪魔と堕天使の総合カタログのような意味合いを持つエノク書によると
人間の女と交わるのを誓った、エロ天使
そりゃ堕天使になるのも当然だw
バラクエルは神の雷光を意味する、だから毎回雷雲に向かう3号機空輸が描かれる
エノク書69章にて9番目の堕天使とされる(色々凝って設定作ってます)

人間を殺すのが狙いじゃない、人間の女と交わるのを誓うぐらいだから人間の女が好きだろう
アスカは侵食を防ぎ、ヒトであろうと頑張った、皮膚の侵食跡は消えたが左眼に強く侵食部位が残った
それを使徒封印用呪詛文様付きの眼帯で封じ、抑え込んでる、それがQのアスカです