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その時々の状況でゼーレは揺れ動いているんです
本来の目的、慎ましい神に媚びた部分もあった
『神様、ここまではいいでしょ?』という弱い願いを
ゲンドウが計画を変えさせ、欲を与え変えました
それが最初の人類補完計画

TVシリーズ、映画は状況も違います

ロンギヌスの槍を失った、困った、これでは計画が…→量産機による儀式遂行を&槍が飛んで来る

人類絶滅による、人類が一つになってからの人工進化計画
これは最初から変わりません

ゼーレは人類に悲観し、リリスの群体としての知恵の実の限界を感じた
でも使徒は生命の実だけじゃやっぱり不完全、知恵の実も欲しいのです
要は無い物ねだりをお互いにアダム側、リリス側でやっているのです

神がアダムとイヴに
様々な実がなる楽園のセフィロトの樹、生命の樹で好きな実を食べていい。としたのに
知恵の実だけは絶対に食べるな。と禁じたのは
不老不死で寿命の無い彼らが(アダム系)性行為を出来るようになれば繁殖して数が増えてしまうからです

でも蛇に騙されて知恵の実を食べてしまう、それで力を奪われ
知恵の実を食べた人間として生きる事になり追放されます
(この蛇はリリスです)だから人類だけリリスより生まれし使徒なのです
ゼーレは原罪から解放され、アダム系使徒としての新たな人類としての再生が悲願でした
それが人の形じゃなくてもラミエルや変な形でもいいのです

それでアダムとの人間の遺伝子の融合、人の遺伝子でs2機関が機能するか試していたんです
リリスの子たるリリン、人類が
アダムのガフの部屋で魂が循環できるか、そこが一番不安でした

その結果がアダムが目覚めロンギヌスの槍での封印も失敗
アダムの魂を持つ人類の身体のカヲル君の誕生とセカンドインパクト、
バラバラになったアダムが降り注ぎました(TVシリーズ、旧劇)
カヲル君が得られた事でゼーレはアダムと対話が可能になりました、これは大きい
しかも意外にも人類へ敵意が少ない
それでも人類を見下していたカヲルがシンジと出会って
ダメ人間だからこそ、イジケるけど必死にそれでも前へ進もうとする姿にカヲルも変わっていきます
アダム系使徒も単純に攻め込む巨大生物から、侵食、融合、人の心を探るタイプへ変化していきます
心が知りたい、持っていないから。それがアダム系使徒と、カヲル君です