裏死海文書に関する考察

そもそも裏死海文書って何?
劇中で死海文書について触れている回数もあまりない。以下、台詞抜粋


ゼーレとの査問会で
ゲンドウ「タイムスケジュールは、死海文書の記述通りに進んでおります」

4号機が消滅した事件で
冬月「ゼーレも、慌てて行動表を修正しているだろう」
ゲンドウ「死海文書にない事件も起こる。老人にはいい薬だよ」

過去編で
冬月「今日も変わらぬ日々か。この国から秋が消えたのは寂しい限りだよ。ゼーレの持つ裏死海文書。そのシナリオのままだと十数年後に必ずサードインパクトが起こる」
ユイ「最後の悲劇を起こさないための組織。それがゼーレとゲヒルンですわ」

16使徒撃破後
ゼーレ「ついに第16の使徒までを倒した」
ゼーレ「これで、SEELEの死海文書に記載されている使徒は、後一つ」


ここから分かるのは、なんらかの預言書のような扱いであるということ。
実際、漫画版でもそういった扱いを確かに受けていた。

しかしエヴァは基本的にSFとして機能する世界観である。宗教とかうるせえ黙れ!これはSFアニメだ!というノリで解説していく。

そこで「預言書」というのはいささかオカルトが過ぎないだろうか?過去の人間が未来予知したというのはやはり世界観にマッチしていない。
またエヴァ2では第一始祖民族が作り出した槍や生命の始祖の運用書というそれらしい説明があった。
TV版、旧劇において「リリスとの契約」などは存在しないため、新劇に関する意見は一切無視する(これ書いとかないとまた面倒くさくなる)