【明城学院】シンジとアスカの学生生活6【LAS】 [無断転載禁止]©2ch.net
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★アスカとシンジの学生生活を想像してどんどん書き込んでください!★
貞本義行氏の漫画版「新世紀エヴァンゲリオン」の「LAST STAGE 旅立ち」を起点とします
「明城学院附属高校」の受験日に起きた二人の出会いから始まる学園モノを想像/創造しよう!
内容は「貞エヴァのラストから始まる学園LAS」という形に準じていれば特に制限はありません
TV版・旧劇場版・新劇場版の設定・登場人物・エピソードを織り交ぜたり等々
そういったミクスチャーもOK!職人さんの裁量にお任せ!
構想をお持ちの方はジャンジャン投稿してください!
短編・小ネタもドシドシ投稿お待ちしています!
よ〜し職人さんの作品に挿絵を付けちゃうぞ
という絵師の方もガンガン投下お願いします!
★前スレ★
【明城学院】シンジとアスカの学生生活5【LAS】
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1450700274/
【明城学院】シンジとアスカの学生生活4【LAS】
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1437394781/
【明城学院】シンジとアスカの学生生活3【LAS】 [転載禁止]c2ch.net
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1416674769/
【明城学院】シンジとアスカの学生生活2【LAS】
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1384532292/
【明城学院】シンジとアスカの学生生活【LAS】
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/eva/1370587184/ どもです。
寒いなぁって思ってたら、思いついた。
(少しヒマになったせいもあるかな)
即興なので、イマイチとは思いますが、よしなに。w 番外編
【続・やっぱり敵わない】
昨日、念願の最新型フルフレームカメラが届いた。高校生風情が持つには贅沢品とも言える一品だ。
それで、昨晩は興奮して一晩中いじり回し、夜が明けると同時に寮を出て、この丘の上の公園でテスト撮影している。
例年だと10月は、まだ暖かく、夏日とは言えないまでもそれなりに暑い日があったりするんだが、
今年は、1ヶ月ほど早く冬が来そうで10度を下回る日もあったりする。なので今日も少し肌寒い。
近頃は、地球温暖化とか何とか騒がれてはいるが、一説には氷河期が近づいているとも訳知り顔で解説者がニュースでは言っていた。
そんな訳かどうかは分からないが、公園の木々も1ヶ月以上も早く色づき始めたんだ。
それにしても、本格的な紅葉シーズンの到来前に新しいカメラが届いたことは、カメラマン志望の身としては何よりである。 そう、何よりなんだけどさっ・・・
こんな早朝から何でベンチに座ってんだよ、アイツはよぉぉぉ。
多分、十中八九間違いなく例の相手が来るんだろうけど。あ、ほら。来ちゃったよ。両手に熱々のコーヒーかなんか持っちゃってる・・・イヤ〜ンな感じしかしねぇ。
「ッたく・・・納得できねぇ」
アイツを見かける度にそう思う。って言うか、アイツは友だち、いやむしろ親友なんだけどさ、そう思ってしまうんだ。
思えば、入試の時に朝、電車で見かけたんだ。同じ車両で3つ隣のつり革に掴まっていて、可愛いなぁって見とれてたんだ。
通勤時間帯だったから満員電車で、駅に降りるのに苦労していて、その時、アイツが手を引いて降りるのを助けたんだけど・・・
だけど、彼女を最初に見つけたのは、このオレの方が先なんだぜ。
だからオレに、少しだけ運とチャンスがあれば、何とかできたのかも知れない。と今でも思ってる・・・・ 入学式だって彼女はとびきり目立っていて、男子学生の羨望の的になっていた。
下駄箱は、いつだってラブレターで満タン。もちろんオレも1週間連続で出したさ。でも、みんな玉砕。1通も開かれることなくゴミ箱行きだったんだ。
きっと運命的な出会いを予感していたのかもな。
あっ、碇のヤツが、ベンチから立ち上がってそこに惣流を座らせた。
ん?碇が、なんか言ったな。あんまり聞き取れなかったけど・・・『座り疲れたから・・・』だとか、オイオイ何だぁ?今度、碇のヤツに聞いてみよ。
碇の顔を見上げて、笑ってるよ、教室じゃ絶対見せない嬉しそうな顔して。
それにしてもカワイイ顔してるなぁ〜。でもここでシャッター切ったら、惨めになるだけな気がした。 「・・・・チクショー」
未練がまし事は承知の上だが、オレが、あの時、惣流が抱きついた写真を撮ってなけりゃ・・・
少しは感謝しろよ。盆暮れ正月には付け届けしろとまでは言わないがな。 昼過ぎに寮で碇に会ったついでに聞いてみた。
「今朝、オレも公園にいたんだぜ。ベンチから立ち上がる時、オマエ、惣流になに言ってたんだ?」
碇は、すぐには何のことか分からなかったのか、少し間を置いて
「ン?・・・あぁ、アレね。ボクから聞いたってアスカに言わないでよ。あの時コーヒーを持ってきてくれてすぐにボクの隣に座ろうとしたんだ。
でもアスカ、冷え性だから冷たいベンチに座らせたくなかったんだ。内緒だよ。それにケンスケも知ってるようにアスカって少し意地っ張りだろ。
それでね、大した理由もなく親切にされたりするのを嫌うんだよ。おかしいよね。だから、『ボクは座り疲れたからアスカはここに座ればいいよ』って言ったんだ。下手な言い訳みたいでアスカから笑われちゃった」
「それにしたってもう少しマシな言い方があるだろ」 「えっ。でも『座り飽きた』とかじゃ『待ちくたびれた』みたいに聞こえると思って『座り疲れた』にしたんだけど・・・やっぱ変だったかなぁ」
「ああ、十分すぎるほど変だと思うな。そりゃ惣流も呆れて笑うわな」
「あ、でもケンスケ、耳、良すぎだよ」
「バカ言うな。誰もいない公園で結構な声で喋っていたら、誰にだって聞こえるさ。木下藤吉郎」
碇は、そうだねって言って笑っていた。案外その純朴さというか、キザったらしいところがないから惣流が好きになったのかも知れないと思った。こ・の・時・は・・・
因みに、何で朝っぱらから公園にいたのかを聞いたら、『初心忘れべからず』で、毎月6日は、早朝デートしてるそうだ。
コイツら、リア充かよ!爆ぜろ! ◇ ◇
夕方、駅前に新しくできたラーメン屋に行く途中、オレの前にウチの制服を着た3人の女学生が歩いていた。
3人とも、そこそこ可愛くて、聞こえてくる話し方がやや幼い感じで好感が持てた。
一人じゃなきゃ、ナンパしてたかも知れない。(何で、こんないいタイミングの時に碇もトウジもいないんだ、使えないヤツらだ)
彼女たちを追い越すこともなく、後ろを歩いていると、なかなか興味深い話をしはじめた。 「昨日さ、A子と映画見に行ったの.そこでスゴく良いもの見ちゃったの」
「そうなのよ!B子なんて耳まで真っ赤にしちゃってさ」
「えぇ〜いいなぁ。それなんて言う映画?」
「C子、映画じゃないのよ。映画館を出た後よ。そう言えばアンタ、昨日はデートだったんでしょ?」
「そうだったんだけど、なんかこう態度に余裕がないというか、ミエミエでさ。それに話題も無くって退屈でさ・・・それより何よ、良いものって」
「へっへへ。2年生で評判の碇先輩と惣流先輩だよ」
「あぁ、あの明城学院のベストカップルだよね。なになにキスしてるところでも見ちゃった?」
(フッ。ベストカップル?1年前は、謹慎カップルって呼ばれてたんだけどな。出世したな、碇) 「チッチッ。C子、甘いわよ。そんなモンじゃないわよ。ねっA子」
「そうね・・・・ある意味、全女性の理想型かなぁ〜」
「えぇぇ!何よ、勿体振らずに教えてよ」
「それはねぇ・・・CMの後で」
「ムー。・・・いらない!そんなボケ」 「そっかぁ。えぇーとね。昨日ってスッゴく寒かったじゃない」
「うん、寒かったねぇ。デートの時、マフラーと手袋してたもん」
「そうそう。ワタシらもそうだったんだ。でね、ワタシらより少し前に映画館を出て歩いていたのが、右に碇先輩、左に惣流先輩だったの。
そしてね、碇先輩が手袋をしている時に隣で惣流先輩がハァって手に息を吹きかけたのよ。
その時、『あれ、アスカ。手袋は?』『急いで出て来ちゃったから忘れちゃった』『そっかぁ。ほらっ』って言うと、左手の手袋を外して惣流先輩の左手につけたの。問題はその後よ」
「どうしたの?何かあったの?」 「碇先輩、何にも言わずに惣流先輩の右手を左手でグッと握りしめて、そのまま自分のコートのポケットに突っ込んだの」
「ちょっと、カッコ良くない?思わず、エェッて叫びそうになったわ」
「真後ろで、それを見てて、ビックリと言うか、もう感動して一歩も動けなくなっちゃったの。ドキドキしちゃった!」
「わぁー。スゴイね、それ。生で見たかったなぁ・・・」
「それからね、惣流先輩が碇先輩の肩に頭を乗せて、小声で『バカシンジぃ』って・・・」
「ふぅぅ〜。もうね、ため息しか出ないよね」
「そっ。おかげで何の映画見たのか忘れちゃったんだから」
「スゴいなぁ〜.良いなぁ〜。ワタシたちも2年生になったら、そんな感じできるのかなぁ?」
「・・・・ど〜なんだろね」
「相手次第なのかなぁ〜」
「「「でも、そんな恋愛してみたぁ〜い」」」 おい、碇。お前、外で、公衆の面前で何やってんだ!
前言撤回だ。何なんだよ、そんなキザったらしいことやりやがって。
いつ、どこでそんなジゴロみたいなこと覚えたんだよ!
親友として許せないぞ。トウジだって、そう言うと思うぞ。てかトウジの場合はこうだな。
泡吹きながら『ワイは、男としてそんな軟弱なこと、できへん』とか言って、その横でイインチョが、ウットリして『アスカ、良いなぁ・・・』なんて妄想をはじめるんだろうな、きっと。
ハッ!ッたく・・・周回遅れにされた気分だ。
あぁ〜あ。何だかもう、バカらしくなってきた。いいよ、もう降参だ。
やっぱり敵わないよ、お前らにゃ。
fin. お粗末さまでした。。。
ケンスケ目線で書いてみた。
完成度は低いけど、思いつく時はあるんだねぇ〜
(腰を牽引するリハビリ中に思いついた。w) >>751
乙です
いかにもケンスケって感じのストーリー(?)でしたね
まあケンスケの場合は旧劇・新劇・貞本版でもパートナーはいなかったから
こうやって小説書いてもパートナーのイメージが湧いてこないから
結局はこうなってしまうよねw >>751
乙乙乙ー!
ケンスケの姿が想像できるなこれは
ある意味ケンスケ視点で書く方が一番深い部分を考察できるって利点もある
てか腰もやっちゃったのか?
続きはよ >>752,753
どもです。
ケンスケは、いいキャラなんだけど恵まれてないというか、報われにくいというか。。。
どうしても主人公の引き立て役になりがちで、
まぁ、その愚痴の一つも交えながら、シンジとアスカの関係をと思ったけど、練り込んでないから軽めのssになっちゃったね。w
ところで、前に書いていたような、セリフ回しのシナリオっぽい方が読みやすいのか、今回のような小説に近い感じが良いのか
どっちが読みやすいんだろ?(ま、内容にも寄るんだろうけど。。。あんまり拘ることもないのかな)
>>753
そう、腰やって入院してた。w
続きねぇ・・・ 調理室
トウジ「ほな作るでぇ」
カエデ「もう鈴原君ったら張り切っちゃって・・・まずは鈴原君チームね」
トウジ「お好みですから、野菜切るだけですわ。」
カエデ「ごはんのおかずにお好み焼きなの?」
トウジ「せんせ、関西では常識でっせ?」
カエデ「栄養バランス 「?」っと」φ(..)メモメモ
カエデ「えっと次は山岸さんチームっと」
マユミ「この本によりますと・・・」
ケイタ「山岸さん、材料足らないよ???」
カエデ「まさかの準備不足っと」φ(..)メモメモ
カエデ「次は惣流さんチームっと」
惣流「レイ!何作るの??」
レイ「ギョーザ」
惣流「相変わらず肉好きねぇ〜ちょっと!レイ!そんなにニンニク入れるの???」
レイ「問題無いわ。ニンニクは沢山入れた方が美味しいもの」
惣流「問題あるわよ!!」
レイ「ソウ・リュウさんってドラキュラか何かだったかしら」
惣流「違うわよ!キッ....キスするときに臭かったらいやじゃない!」
レイ「そういう事ね。( ̄ー ̄)ニヤリ」
カエデ「惣流さんは惚気っと」φ(..)メモメモ カエデ「次は相田君チームっと・・・何々『阿賀野先生江 校庭に居ます』何してるのかしら」
校庭
カエデ「相田君!火なんか起こして何作るの?こんな大きな竹まで持ってきて・・・」
ケンスケ「まぁ見ててください。炎の上にこの竹を乗せて」
マナ「ケン、そろそろ塗るわよ」
ケンスケ「回しながらホットケーキミックスを塗ると」
カエデ「バームクーヘン?へぇ〜こうやって作るんだ」
ケンスケ「あとは何度か塗り重ねれば完成ですよ」
カエデ「相田君は料理までマニアックとφ(..)メモメモ」
カエデ「次は碇君チームね」
カエデ「この材料はハンガーグかな?」
シンジ「えぇ。そんなに凝ったハンバーグじゃないんですけど・・・。」
式波「惣流がシンジのハンバーグ美味しいって言うから楽しみにしてるんです。」
シンジ「まずはみじん切りした玉ねぎにバターを入れて電子レンジで温めてっと」
シンジ「次は合いびき肉にパン粉と牛乳、溶き卵と塩コショウを入れて今温めた玉ねぎを入れて」
式波「混ぜるのあたしがやる〜。うわぁ手がべちゃべちゃする〜。これをハンバーグの形にすればいいのよね??」
シンジ「そうだね。このお皿の上に置いてもらえるかな。」
式波「あとはフライパンで焼けばいいのね!」
シンジ「フライパンだと火加減が難しいからオーブンで焼くんだ。」
カエデ「へぇ〜オーブンで作れるんだ」
シンジ「最近のオーブンは優れものですよ。あとは焼きあがるのを待つだけです。」
式波「それじゃあたし付け合わせのソーセージ焼くわ〜」
カエデ「そうしてると夫婦みたいよ。あなた達」
式波「先生、そんな事言うと惣流が殴りこんできますよ」
カエデ「惣流さんは怖いっとφ(..)メモメモ」 カエデ「次はマヤね」
カエデ「マヤ!なに作ってるの?」
マヤ「生徒に配ろうと思ってクッキーにしようかなって・・・どうかな?」
カエデ「ちょっとバターが足らないんじゃない?」
マヤ「あっ!間違えてマーガリン入れてたわ」
カエデ「なるほど」
カエデ「葛城先生はっと・・・カレーですか?」
ミサト「カレーなら料理音痴の私でも作れそうだしね」
カエデ「そうなんですか?って葛城先生、これ里芋なんですけど・・・」
ミサト「まぁいいわよ。それくらい。あとはルーを入れれば完成ね!」
カエデ「葛城先生、これビーフシチューのルーなんですけど・・・」
食後
シンジ「美味しかったね。綾波の作ったギョーザ」
レイ「碇君に食べてほしかったから頑張って作ってみたの。」
惣流「皮に包んだのはあたしよ??」
シンジ「ごめんごめん」
レイ「それよりも碇君の作ったハンバーグが美味しかったわ。ねっアスカ」
式波「シンジ〜また今度作ってね〜」
シンジ「あっ、うん」
ミサト「一番無難だったものねぇ〜」
惣流「それよりミサトの作ったカレーだかシチューだかわからないの、なーにあれ」
ミサト「ごみんごみん、シチューのルーとカレーのルー間違えちゃったのよね〜」
惣流「今度あんなの作ったら加持さんに捨てられちゃうわよ!」
ミサト「ちょっと!そこまで言わなくても良いじゃないの。こうなったらアスカの内申を・・・」
惣流「それは止めて!」 >>760
乙です
なんか読んでたらお腹減ってきましたw
綾波は相変わらずニンニクですね
ケンスケはやっぱりキャンプ料理ってイメージだから
外でやるのはいいですね >>760
乙乙乙ー!
ミサトwww
まあシチューをライスにかけて食っても普通に食えるからいいけどw
つーかマジでオレも腹減ってきた
続きはよ >>773,774
ウッ!ツ、ツッコんでくるね、キミたち。。。 >>776
おちおち誤爆もできないね。w
そんな容赦のない方たちのために、近々。。。
但し即興につきサラリと さてと。。。
昼メシ食いながら、練ったんで、いつもに増してgdgdかも
オチも、まだ思いついてない。w
書いてるウチに神が降臨されることを願いながら。。。
でも、まぁ
情け容赦ない輩のためと思うと幾分気が楽だ。w
つーことで、ヨロシクです。 番外編
【続続・やっぱり敵わない】
朝、登校後、1時限目が始まるまでの僅かな時間。
クラスメイトたちは、いつものように朝の挨拶を交わすと、昨日見たテレビのことや宿題のことなど、思い思いに雑談に興じていた。
その甘味なる喧噪の時にあるはずの教室が、ある瞬間から、暗雲立ちこめるアルカトラズへと変わったのだ。
鈴原トウジ。17歳。彼がその原因であることは、居合わせたクラスの全員が、後に証言している。
そして彼は今、机に突っ伏し頭を抱えていた・・・・。
「うわぁぁぁぁ・・・」
(何なんや!ワイが何したっちゅうんや!何かもう、人が殺せそうなくらいの怖〜い視線を浴びせられとるんやが・・・・)
彼は、明らかにパニックに陥っていた。しかし、それでもこの状況から脱出するために何かを成さねば死が待っていることを本能的に察した。
そして覚束ない記憶を辿ることを選択した (と、と、とりあえず落ち着いて思い出そうやないか。まずは、それからや・・・)
(10分や、10分前には、何事もなかったはずや。)
(ワイは、シンジやケンスケがまだ来てへんなぁと思いながら、すぐ側にいるコイツらと昨晩見たIPPON GPの話をしてたんや。)
(番組もマンネリ化してきて松ちゃんのトークに切れがなくなったとか、出演者の質が落ちただとか、好き勝手に言いたい放題で盛り上がっとった。・・・うん。ここまでは、問題なしや。)
(そしたら、イインチョがやって来て背中をチョンチョンと突いて『鈴原、お早う』って言うたんで、振り返って『ン?あ、お早うさん』と返して、んでもって、すぐにまたヤツらと話の続きをはじめたが・・・ン?そう言えばあの時、アイツら妙な顔してワイの方を見てたな)
(それでちょっとばかり何か違和感がして、もう一回イインチョの方に振り向いたんや。)
(そうしたら恥じらいを知る淑女のように気配なく近づいた割には、立ち去る時には魔王の歩みのようにドスンドスンと音を立ててこの場から離れていったんで、
つい『けったいなヤッチャなぁ』って呟いてもうたら、突然、教室がザワザワしてきて、黒い霧が教室全体を覆いはじめたんや・・・) そしてトウジは、さらに状況を確かめるために周りの様子をそっと窺ったのだが、普段から色恋沙汰に飢えたハイエナどもが、四方八方から好き勝手に罵倒してきた。
「・・・ダメだろ」
「・・・ダメだな」
「・・・バカか」
「・・・バカだな」
「・・・クズね」
「・・・クズだな」
「・・・カスよ」
「・・・カスだな」
「・・・アホが」
「・・・アホだな」
「・・・ゲスめ」
「・・・ゲスだな」
「・・・DTじゃね」
「・・・DTだな」
「・・・変態なの」
「・・・変態だな」
「・・・どうしょうもないな」
「・・・まったくだ」
「・・・呆れるぜ」
「・・・腹切らせるか」
「・・・介錯は誰が」
「・・・やれやれだぜ」 (オイオイ。マジか、コイツら。援軍はおらんか・・・。オッ、ケンスケがあんなところに。おい!そんな遠くじゃのうて遠慮せんと、はよこっちへ来てくれ。)
哀願するようにトウジはケンスケにアイコンタクトを送ったのだが・・・。
(あ、目ぇ、逸らしよった。ほんまアイツは己の欲望には正直やけど、己の利にならんとなるとトコトン冷たいやっちゃ。はぁ〜。)
トウジは、この日、何度目かの溜め息をついた。 さらに、四面楚歌状態のそんなトウジに追い打ちをかけるが如く、ある女子が、語りはじめた。
「この間夕食を食べている時にね、パパがワタシと姉に話しをしてくれたの。それはね、姉が付き合っていた彼と別れたばかりでパパなりの慰めみたいなものだったんだけど、
『A美も年頃だから一緒に聞きなさい』って言うから聞いたの。パパが言うには社員選びも恋人選びも一緒なんだって」
「えっ!なになに。参考になりそうな話し?」
「そう言えばA美のパパって、一部上場の大会社の社長さんじゃん」
「テレビにもよく出てるわよね」 「うん。まぁ、そうなんだけど・・・それは置いといてぇ〜。パパが言うには、昔は成績が良いとか、スポーツやってるとか、一芸に秀でてるとかが社員選びの基準だったんだけど、
今は、そんなんじゃダメなんだって。どんなに優秀であっても人が一人でやれる仕事って限りがあって、会社という視点から見れば、
優秀なだけとか体力自慢の人とかが必要ならアウトソーシング、外注でも良いんだって。本当に必要なのは気づきができる人。
例えば400mリレーで80mぐらいしか走れない人がチームにいたら誰がどのようにして20m分をカバーするのが良いのかだとか、
場合によっては5人で走った方がいいタイムが出るんじゃないかと提案できる人の方が社員として欲しいみたい。
早い話、仕事に対応できないのはフォローし合えれば何とかなるけど、気づけないのは致命傷になるってことみたい。
まぁ、そんな訳で気づけない人、機微に疎い人は時代から取り残されるから、彼氏選びもそう言う視点で考えてみなさいって」 「なるほどねぇ。確かに鈍感な男子は、疲れるだけだしねぇ〜」
「それにさ、ラブコメなんかでよく出てくる鈍感男子を意識しちゃってさ、何か頭に湧いてるんじゃないのって感じぃ」
「まぁ、ブサ男くんは、問題外として、多少イケてる顔でも、気づけないのは引いちゃうかもね」
「やっぱり女の幸せは、愚鈍な男と付き合ってたら望めないってことね」
「「「ウンウン」」」
「だけどねぇ〜」
「「「あっミサト先生!」」」(ウッ!お酒臭い・・・)
「ウップ・・・わるい、そこのキミ、ミネラルウォーター買ってきてくれる。あー、それから、あ、相田くん。ちょっと職員室に行って出席簿と教科書取ってきてくれる。ウップ」
(あっ、生徒をパシリにしよった。アカンでぇ。ワイをこのイジメから助けるのが先決やろ・・・) 「でも、さすがね。一部上場企業の社長さんだけあってA美のお父さんの言うことは尤もだと思うわ。
だけどね、それだけじゃないのよ、現実は。確かに機微に疎い人間は女の敵かも知れないけど、機微に聡いのも考えモンよ。
いいこと。機微に聡い男は、それを十分に自覚してるのよ。だからアッチにも喜びそうなことを、コッチにもいい顔をする・・・そんなことぐらい平気でやってのけるのよ。期待させるだけさせてさ。ウッウウウウ。ワ〜ン・・・」
ミサトは、号泣すると、そのまま机に突っ伏した。
この時、大人の世界というものは、自分たち高校生の考えが簡単には及ばない恐ろしい世界であることをクラスの全員が理解したのであった。
トウジもまた、ひょっとしたらクラス担任としてワイに助け船を出してくれるんじゃないかと。だが、そんな期待は、ただの幻想でしかないことを理解し、己の甘さを悔いた。 だが、こんな状況下でもトウジは、クラスで一番厄介な人物がまだ来ていないことに、幾分かのツキが残っているように感じていた。
惣流アスカだ。何しろ天敵に近い。ヤクザ映画でもドスを相手に突き刺したら、そのままスッと抜く。ヤツは違う。
ドスで刺したら柄をグルリと一回ししてえぐるように抜き出す。同じひと刺しでも確実に致命傷を負わせる必殺技に昇華させている。
まぁ、実際には高校生活なので、ここまで酷くはないが、口論でも腕っ節でも勝ったためしがない。
それは、この明城学院においてただ一人の男子生徒を除いて全員が屈服させられているのだ。
しかし、そんな細やかな期待も、無駄な足掻きのようなものだった。 「オッハヨー」明るく澄み渡ったような声が、黒い霞に覆われた教室に響き渡った。
「ぁによ!暗いわね・・・あっ、ミサト。どうしたの?ン、何か酒臭い・・・えっ泣いてる?ミソジ女の涙はみっともないわよ」
「フンっ。大人には、子供にゃ分からない悩みがあるのよ!」
「どうせ、加持さんの浮気かなんかで悩んでるんでしょ!」
「うっさいわね!色ボケしたアンタなんかに言われたくないわよ」
「フフフ。そうね。ダーリンと仲睦まじく暮らしているアタシには分からない事よねぇ〜」
「ケッ!そう言ってられるのも今のうちよ」
「ウッ!これほど反面教師って言葉が似合うヒト、見たことないわ」
・・・・ガルルル
・・・・フゥゥ、シャァァァ (おい。コレが教師と生徒の会話か・・・)そう思いながら周りを見ると、みんなコクコクと頷いた。
(それよりも惣流と眼を合わせんようにせにゃ。ワイのこの姿を見つけたら、慈悲は一切なく嘲笑・哀れみ・侮蔑に満ちた顔付きでワイを見下すんやろうな。)
そう思っていると、案の定・・・
「あら、鈴原。アンタもナメクジみたいに机に突っ伏してるけど、何かやらかしたの?ま、アンタのことだから息してても迷惑なんだけど」
「ほっといてくれ!」今のトウジでは、この一言を言うのがやっとであった。変に口答えをすれば致命傷を負わせることは自明なのだから。そして、くわばらくわばらと心の中で念じた。 「あっ、ヒカリ。おはよー!わぁ〜似合ってるじゃない。その三つ編み、大人っぽくって素敵よ」
「アスカ、ありがとう!17歳にもなっていつまでもオサゲじゃね。それにもう少し伸びたら三つ編みでオシャレポニーもできるかなって」
「でも3ヶ月間、我慢して伸ばした甲斐があるじゃない。あ、よく見るとちょっとサイドに寄せてるんだ。いいなぁ〜。アタシも大胆に変えてみようかな」
「ムリムリ。だってアスカは、碇くんの許可がないとダメでしょ」
「う〜ん。そ、そうなんだけどさ・・・ま、シンジ好みのアタシでいなきゃいけないしぃぃ〜。でも、でもね。シンジったら、アタシの髪を触ってるのが唯一の趣味みたいなモンでさっ・・・」
(ゲッ!なんちゅう惚気や。ン!あっ、そうか!言われてみればイインチョの髪型か・・・ひょっとしてそれが原因かぁ?)
(しっかし、何やろ。ワイの好みから言えば、前の方が断然ええのに。見る目がないんちゃうか、お前ら。)
(えっ、惣流、なんでワイを睨むんや。) 「ん!ハハ〜ン。そ言うことね」
「エッ。どうかしたの、アスカ?」
「うん。何となくね。教室が暗くて、鈴原がナメクジみたいになっていて、それからヒカリのこめかみにうっすら#マークが見えてるから・・・」
「わっ。見ないで!そんなとこ。でも、もういいの。さっきまでみんなで話したんだけど、クラスの総意として機微に疎い人とは付き合っちゃダメって事になったの」
「なるほどねぇ。アタシもその意見に賛成かな。それにしても、よく気付かないでいられるわね。感心するわ、その鈍感力に。ま、でも男子の場合は、教育していかないとねぇ〜」
「えっ。碇くんも、そうだったの?」
「シンジの場合というか、アタシも含めてだけど、お互いが見過ごしちゃうと大変なことになるって反省したから、大丈夫になったの」
「ふ〜ん。なんか意味深ね」
「ま、いろいろとあったし、これからもいろいろとあるんだろうなって思ってる。だってシンジって天然ぽいでしょ.アタシがシッカリしないといけないし。ウフフフ」 (ケッ!何言うてけつかんねん!何がアタシがシッカリしないと・・・。ウフフやて・・・。寝言は寝てる時に言え。)
(お前らカップルはな、シンジの寛容の心があってこそ成立しとるんやで!わかっとるんか。それと、そのなんだ。ワタシ、コレさえあれば御飯3杯食べれます、みたいな言い方は止めろ!似合ってへんで。)
(それはそうと、ここが千載一遇のチャンスやな。上手いこと言い逃れできれば、地獄のアルカトラズから無事脱出や。) 「アレ?鈴原。アンタ、今アタシに変な感情ぶつけなかった?言いたいことがあれば、言えばイイじゃない。アタシだって鬼じゃないんだから」
(ああ、そうだよな。お前は鬼じゃあらへん。悪魔や!使徒や!)と心の中で叫び、そして口にしたのは
「し、知るか!そんなこと。あ、それよりイインチョ。堪忍や。気付いとったんやけど、照れくそうて言われへんかったんや。でもワイは、前の髪型の方が好みや」
「・・・ううううっ。鈴原ぁ〜。お願いがあるんだけど、一回死んでくれない!」
「ヒカリ、そう言うことなら手伝ってあげるわ」バキッ。ドカッ。グヘッ・・・ そうこうしていると予鈴が鳴り、同時にシンジが息を切らして教室に入ってきた。
「あ、ミサト先生、お早うございます。廊下でリツコ先生が落ちていたので、とりあえず拾ったんですが、それが尋常じゃないぐらいに酒臭くて・・・・隣の教室に運びこむのが大変で。ウッ。ミサト先生も酒臭いですね。何かあったんですか?」
「エッ、あっ。まぁ、いろいろと大人の事情ってものがあるのよ」
「そうですか・・・でも、あまりムリしないでくださいね」
「ありがとっ。その気持ちの100分の1でもいいから、アスカにあれば有難いんだけどね。ちゃんと調教しときなさいよ」
「はぁ?そうなんですか???」
シンジはミサトの言うことを訝しく思いながら自分の席に着く。 「あっ、イインチョ。おはよっ。ん!三つ編みかぁ。大人っぽくって見違えちゃうよね」
「あ、ありがとう。碇くん。アスカにも褒められちゃった」
「そっかぁ。良かったね。あ、あれ?トウジ、何でこんなとこで寝てんだ?授業はじまっちゃうよ」
「いいのよ、そんなヤツほっとけば」
「・・・ん?・・・ン!アスカ、ちょっとおいで」
そう言うと、アスカの頭をポンポンと優しく撫でると
「アスカ、髪切った?イイ感じだね」
「あ、うん。黙って切ってゴメン」
「ヘッ。ホント?アスカ、髪切ったの?ワタシ全然気が付かなかった・・・」
「うん。昨日、少し気になって前と横を5ミリほどね」
「しかし、碇くん、よく分かったわね」
「うん。気づきは大切だからね。それにアスカのことが大好きだから分からない事なんてないよ・・・」 「ウガッ!」女子生徒全員の呻きと男子生徒全員の嘆きが入り交じった珍妙な声のような音が教室に響き渡った。
それと同時に、教室全体を覆う黒い霧は、どこかへ飛び散り、代わりにピンク色の霞がかかってきた。
(ウワッ!惣流のヤツ、耳まで真っ赤にして惚けとるがな。それにしても流石やなシンジ。もう、エスパーとちゃうか。あ、そう言えば、この間、ケンスケがシンジはジゴロになりよったちゅうんはホンマやったんやなぁ〜) 「あぁ〜、そ、その、シンジよ。お前たち、随分変わったな」
「ン?勘違いしてるよ、トウジ。ボクとアスカは、ありのままだよ。強いて言えば、より素直になった。かな」
「そうなんか・・・アチコチで根も葉もない噂を立てられてるぞ」
「いいさ。言いたい連中には、言わせておけば。アスカさえ側にいてくれたら満足なんだから」
(ほぉ〜。さよか・・・。もうワイらは敵わへんわ)
かくしてシンジとアスカは明城学院の伝説となったのだ。
fin. ps
匿名T.S
いや、この頃な、惣流がシンジにベタベタしとるのを見てて、猛犬が尻尾を振りまくっとると思ったけど、それは間違いやった。
ライオンがゴロゴロと喉を鳴らして甘えているんや。シンジはきっと強力なマタタビのようなフェロモンを出しているのかも知れへん。間違いないわ!
匿名M.K
シンジくんとアスカには毎度毎度、ドキッとさせられるけど、まぁ、平常運転で仲が良ければ、アレはアレで世は事もなしかな。
それにしても近頃、やたらに加持のヤツと連んでるのよね、シンジくん。悪い遊びを覚えなきゃいいけど・・・・ま、それはそれで、アスカにはいい薬になるかも。覚悟しときなさいよ、アスカ。www うわぁぁ。。。
メッチャgdgdになってもうた。。。orz
やっぱ即興はムリだな。ちゃんと考えて作らないとね
敵わないは、もうネタ切れで多分ムリだな。つーか、そもそも無いな。www
ほな >>800
乙です
まあトウジみたいなガサツな男に細かいこと期待することが間違いかもね
そして安定のミサトw >>800
乙乙乙ー!
これ読んでて思ったのはトウジはアスカと同じツンデレキャラ
ヒカリとシンジが同じ控えめキャラ
男女でポジションが入れ替わったような感じだ
てことはトウジも普段はヒカリを褒めたりはしないが
誰もいないところでデレるんだろうなーw
投稿はよ 現実時空に合わせて小加速装置
惣流「あーあ、来週から2年生か」
シンジ「なんか1年早かったね」
惣流「小学生の時なんか1年がものすごく長く感じたけどね。」
シンジ「確かにそうだね」
式波「ところで葛城先生、休み中に呼び出しって何事かな?」
惣流「ミサトの事だから大したことないわよ。ところで式波の留学って何月までなの?」
式波「9月くらいまでじゃなかったかな?」
惣流「外国の学校って9月始まりなんだっけ?って言ってるうちに学校着いちゃったじゃないの」
トウジ「センセ、ダブルアスカ、おはようさん」
惣流(式波)『なによ!そのダブルアスカって!』
ヒカリ「2人で言わないでよ。(笑)皆、おはよう」
レイ「バカップル2組とアスカ、おはよう」
ミサト「はいはい!綾波さんもからかわないの」
シンジ「それでミサト先生、6人も呼び出してなにするんです?」
ミサト「ちょっちね、新入生が来るから今まで使ってた1年の教室を掃除して、その後あなた達が使う教室を掃除したい訳よ」
アスカ「あー。確かに床とか黒ずんでたもんねぇ〜」 1−A 教室
トウジ「こんなの大したことあらへん。ワックスが黒ずんどるだけや。ワックス落としたらきれーになるで」
ミサト「さっすが実家が工務店の鈴原君!それじゃお願いするわぁ」
惣流「なに言ってるのよ。ミサトもやるのよ。」
ミサト「えー」
リツコ「ミサト!なんでも生徒任せにしないの!」
ミサト「さすが赤木リツコ先生!手伝いに来てくれたのね〜」
リツコ「そのつもりはなかったのだけど・・・」
トウジ「ほな、ワイとセンセは2年の教室磨いてくるさかいに、あとたのんます。」
1時間後(2−A教室)
トウジ「センセ、こんなの用意してきたんや」
シンジ「それってどうなるの???」
トウジ「まぁ見てみぃ」
2時間後
ミサト「いやー疲れたわ〜これで1年の教室は良しと!1年間お世話になりましたっと。2年の教室はどうなったかなぁ」
2−A 教室
ミサト「わぉ!ものすごいピカピカ!!」
式波「この床、すごい映りこみねぇ!鏡みたい」
レイ「こんな鏡みたいに磨いたらパンツ見えるじゃないの?」
女性一同「あっ」
トウジ「あかん!バレてしもうた」
ヒカリ「この!バカトウジ!!!!!!」 >>804
乙乙乙ー!
最後のオチはナイスだ!
やっぱりトウジはこうじゃないとなw
続きはよ >>804
乙です
トウジの家が工務店はいい選択ですね
いかにも工務店や大工の息子って感じで アスカとシンジならGWをどのように過ごすんだろうね ミサト「はいはいー。皆お疲れ様!はい。これっ」
惣流「はい。これって・・・??」
レイ「封筒??」
ミサト「バイト代よ。せっかくの春休みに来てもらったんだもの」
シンジ「えっ?こんなに?良いんですか?」
ミサト「気にしないでネン!」
レイ「0.007ビットコイン・・・」
ミサト「5000円と言ってちょうだい」
トウジ「わしゃ、必要あらへん。その代わり、オヤジの名前で請求書・・・」
ミサト「バイト代で勘弁して」
リツコ「あ、そうそう綾波さん、保健室まで来てもらえる??」
- リツコ・レイ退出 -
BGM -Decisive Battle-
ミサトのスマホ『デンデンデンデンドンドン』
惣流「何よ。この緊張感のある音楽は?」
ミサト「作戦開始のテーマよん!」
ヒカリ「作戦ですか???葛城先生??」
ミサト「教室掃除は前座に過ぎないわ。実は今日綾波さんの誕生日なの。」
惣流「へぇーレイの誕生日、シンジのママと同じ日なんだ」
ミサト「春休み中じゃない?一度も学校で祝ってもらった事が無いみたいだから祝ってあげようっていう訳」
ヒカリ「萌えてきたわぁ…!」 ミサト「という訳で、シンジ君はケーキの準備!職員室の冷蔵庫に入ってるわ。
鈴原君は教室内の机の移動とクラッカーの用意!!洞木さんは食器の準備!
アスカ2人は教室の装飾!良いわね?10分で終わらせるわよ!これより作戦行動を開始する!」
-BGM終わり-
惣流「ミサトったら学生より張り切っちゃってどーすんのよ」
シンジ「昔からお祭りごと好きだもんね。ミサトさん」
式波(字を書きながら鼻歌)「蒼い風がいま 胸のドアを叩いても また椎茸を 鼻に詰めて 微笑んでる あ〜な〜た〜」
惣流「あんたバカぁ?どういう替え歌よ!って式波 筆記体上手ねぇ」
式波「あたし、アメリカ人なんですけど?」
ミサト「どーぉ?準備出来た??」
ヒカリ「あとは綾波さんが来るのを待つだけです」
ミサトのスマホ『-キングギドラの鳴き声-』
ミサト「はい。こちら葛城」
リツコ『こちらブラボー1 10-99 10-99 目標はそちらに移動したわ』
ミサト「10-4 10-4」
式波「赤木先生までノリノリなの??」
ミサト「さぁ来るわよっ」
パパパパパーン!パン! 一同「綾波さんお誕生日おめでとう!」
レイ「あっ、ありがとう...」
惣流「レイ!ハンカチ!」
レイ「まさか学校で誕生日祝ってもらえるなんで思わなかったから...」
惣流「今日が誕生日なら教えてよね!ミサトから聞いて驚いちゃったじゃない!」
ミサト「まぁ、言い出しっぺはリツコなんだけどね〜」
リツコ「それは内緒にって言ったじゃない!一部生徒を優遇してるって保護者から言われたらどうするの」
惣流「それはともかくパーティ始めましょ」
ヒカリ「綾波さんは主役だからケーキの目の前ね! 座って座って!」
一同「ハッピーバースディ トゥユー♪」
式波「皆並んで並んで!あたしが写真撮ったげる!」
トウジ「こないな時にケンスケの奴はおらんしの」
シンジ「霧島さんとデートだって」
トウジ「お熱いやっちゃなぁ」
リツコ「ミサト!教員は生徒の後ろよ?」
式波『カシャ!カシャ!』
図 綾波さんの誕生日
https://i.imgur.com/3IZPuti.jpg
- 一方その頃 -
ゲンドウ「ユイ!誕生日おめでとう」
ユイ「あなた!ありがとう 誕生日に東京湾クルーズとは思わなかったわ」
ゲンドウ「あぁ問題ない。私のサイフの残高は問題ありだがな...」 >>823
乙です
誕生日パーティ準備の開始が戦闘時のサントラはいいですね
そしてまんま劇場版のミサトとリツコのやりとりが目に浮かんできます
そしてこの挿絵は・・・・・なにかのコラのようでも後ろの黒板に綾波と書いてある
自前で編集したんですか? >>823
乙乙乙ー!
その絵は顔以外は自分で書いたものか?
どちらにしろ小説とうまく合っててGOOD!
続きはよ >>824
えぇフォトショです。
>>606の画像の余り物で作ってみました・・・
>>826
いえいえ、体もバーローの画像ですよ。
かなり編集しましたけど。
背景はフリー画像とエヴァパチです。
トウジ君は服部君が元です。
次回、あの男が登場・・・するかも・・・ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています