4時間目の授業の終わりを告げるチャイムが鳴ると同時に、シンジとアスカは手を繋いで、学食へダッシュした。
途中、リツコから「コラッ!走るな、謹慎カップル!」と怒鳴られたが無視した。
学食に着くと、券売機でAランチとBランチを買い、ふたりで給仕のおばさんに挨拶をした。
シンジ「こんにちは。すいませんでした、先週、お騒がせしちゃって。。。」
給仕のおばさん「あら、シンジくん。そうよ、あれからずっと学食じゃ噂が絶えなかったのよ。それにしてっも見事だったわよね、アスカちゃんの平手打ち」
アスカ「あ、いや。もうしませんから。。。。シンジが浮気とかしなきゃ。。。」
おばさん「じゃ、ふたりは、付き合ってるんだ。そりゃめでたいねぇ。それじゃ、目玉焼きサービスね」
シンジ・アスカ「「ありがとうございます」」
シンジとアスカは2人掛けの席に着き、思い出のAランチ、ハンバーグ定食とBランチの唐揚げ定食を分け合って仲良く食べはじめた。
もちろんカップルのお約束“あーん”は、最初シンジは恥ずかしくて抵抗したが、アスカが何で言うことを聞いてくれないんだと怒り、
軽るぅ〜い平手打ちを1発シンジにくれると、シンジは、素直に従った。。。本日2度目の敗戦であった。
学食ということもあって、同学年だけじゃなく2年生、3年生にもこの様子を見られた。この日の男子学生は、午後から異様におとなしかった。
余談ではあるが、シンジとアスカは、卒業するまでこの光景を学院内に見せ続けた。
そして、シンジとアスカが卒業後には、学食のメニューとしてカップル専用のLASランチが生まれたとか。。。。