電話で、思いの丈を伝えても、それは耳に心に残りはするが、目には残らない。
メールは、目にも残るが、それ以上に行間が、心に染み渡るように残る。
アスカが送ったメール、シンジから来たメール。それはお互い心をひとつにしてくれたメール。
アスカは、まるでマリッジリングのように感じていた。
(下駄箱に入ってくるラブレターは、別よ!あんな無駄なものはないわ。だって絶対に見ないから!アタシにとってゴミでしかないんだから!)

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