冬月「具体的な理由は、言えない範囲のことでしょうか?まぁ。それは構いませんが、運命にも似たものなんでしょうね。とりあえずここは納得しましょう。
ところで、碇くんは、謹慎中と言うことで学院内には、入れませんが、惣流さんは、現時点では授業棟を受けなければなりません。
そうなると、これだけの騒ぎの中、彼女は孤立無援、誰も守る人がいませんよね。また学院内がざわつけば、当然他の生徒たちにも影響が出てしまいます。
そこで、惣流さん、あなたにも碇くんと同期間、謹慎していただきたいのですが、いかがですか?」
アスカ「あ、はい。ありがとうございます。ご配慮いただいて。。。」
冬月「明城学院は、男女交際について、特別厳しいというわけではありません。節度さえ守れば自由な交際は、むしろ好ましく思っています。
ですから、お互いが成長できるような交際になることを望んでいますよ。それと、謹慎中ふたりだけで会うのは控えてくださいね。
余談ですが、10年、付き合っても分かり合えない人もいれば、出会った瞬間、分かり合えたりする人もいるようですからね。w」
ミサト「クシュン」(あら、背筋が。。。風邪かしらねぇ?)
シンジ「はい。ボクとアスカはまだ出会ったばかりで、まだお互いのことを十分に知っている訳じゃありません。
なので、これからふたりで色々と話し合って行きたいと思います。この度は、先生方に、大変ご迷惑をおかけしました」
シンジ・アスカ「「申し訳ありませんでした」」
冬月「はい。大変、結構です。それでは、これより碇くん、惣流さんは、寮にて謹慎してください。それから惣流さんは、放課後に葛城先生に連絡してください」
シンジ・アスカ「「はい。それでは、失礼します」」

冬月「やれやれ。ユイくん。シンジくんは、なかなかシッカリしてそうだな」