架空融資持ち掛け2億7千万円だまし取った疑い　神戸山口組系組長ら再逮捕


架空の融資を持ち掛けて会社役員から２億７千万円をだまし取ったとして、京都府警組対２課と北署は１１日、詐欺の疑いで、特定抗争指定暴力団神戸山口組系の組長の男（８１）＝京都市左京区＝ら４人を再逮捕した。府警は全員の認否を明らかにしていない。

４人の再逮捕容疑は仲間と共謀して２０１９年８～９月、東京都港区の会社役員男性（４３）に対し、組長の男の自宅で「２億５千万円を用意すれば６億円を融資する」などとうそを言い、現金２億７千万円をだまし取った疑い。

府警によると、男性は新規事業の資金を求めていたが、現金を手渡した後に「おまえ、何や、文句あんのか」などと脅され、返金も融資もされなかったという。

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