首都圏の近隣県のうち、なぜ埼玉県が一番嫌われるのか
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私は埼玉好きである。しかし世間からは首都圏の中で最も不人気なのが埼玉県であり、「ダイサタマ」と悪しきネーミングまで飛び出す始末である。
住みやすいという定義は個人差があるが、私の場合、車を所有した生活をする上で神奈川や千葉に比べても生活しやすい環境が揃っているからである。

埼玉県に近い地域である板橋、北、足立区民である東京都民たちは、隣接県なのにもかかわらず殆どの人が埼玉には背を向け、興味を持っていないのが実態である。
ではなぜ同様の隣接県である神奈川や千葉に比べ、埼玉ばかりが嫌われるのだろうか。

この疑問を解消するべく幾人かに埼玉が不人気である理由を聞いてみた。すると個人差はあるが、共通した回答があった。
埼玉に特段出かける用事がないからだと言う。

・神奈川には川崎や横浜というブランドがあり、都民であっても神奈川県に足を運ぶことがあり、
・千葉県は潮干狩りやゴルフなど、郊外系レジャーとして外出先の対象として見ることができるが、
・埼玉県へは特段遊びに行く目的が存在しないため、興味がないというのだ。

自動車を持った生活として取り上げれば、神奈川より埼玉のほうが明らかに勝るというのが私の考えである。
一方、世間では車よりも電車で移動、徒歩圏で生活する人が多くなった。
そうした人たちからしてみれば、埼玉は車がなければ生活範囲が限定されるだけに、嫌われるのは仕方のないことかもしれない。


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