NK流と呼ばれた西川口のおかげだ。1万そこらで若い女と本番ができる素晴らしいシステム。
NK摘発後は越谷の本サロにも足繁く通った。しかしそれもほぼ壊滅状態だ。埼玉県熊谷市にも本サロ街があり「熊谷流」なんて呼ばれていて非常に盛りあがってるそうだ。
埼玉の二大流派を通ってきたオレが、この誘いを無視できるわけがない。
熊谷駅北口の商店街を進むと、昼間にもかかわらずゲスい看板が立ち並んでいた。ここが熊谷風俗の中心地らしい。
30分8千円を払い、個室に通される。すぐに女の子がやってきた。深田恭子をひとまわり細くした感じか?よっしゃ、タイプだ。
「はじめまして、よろしくお願いします」
彼女はしっかりした挨拶をし、頭を深々と下げる。めずらしい。本サロ嬢の挨拶なんてたいてい「どうもー」とか「よろしく〜」なんて適当なもんなのに。
シャワーに入り体を洗ってもらう。突然、味わったことのないような痛みが下腹部に走った。
「ギャー!」
「すいません、すいません!」
つけ爪が亀頭をえぐったみたいだ。
「うがいとかしなくていいのかな?」
「あ、そうだ。すいません、お願いします」
このぎこちなさ、キョドリ具合からいって、新人だな?プレイではそんなぎこちなさが顕著にあらわれた。
フェラチオは抑揚のない上下運動のみ。コンドームをつけようとするのはいいけど、3回も裏返してるし。
いよいよ熊谷流のクライマックス。正常位でガンガン突けば、頬はほんのりピンク色に染まり、「んっ、んっ」と小さな声をだす。風俗嬢っぽくない反応に興奮し、すぐに果ててしまった。
「きみ、新人さんでしょ?」ズボンを履きながら声をかける。
「まだ1週間です。出勤したのは3日目かな?すいません、至らない部分が多くて」
「ぜんぜん大丈夫だよ。でも前の店では色々習わなかったの?」
「ここが初めてなので…」
え?初風俗が本サロかよ。普通はピンサロとかおっパブを通ってくるもんじゃないの?
「新聞の折り込みチラシを見て応募したらこのお店だったんです」
なんで折り込み広告に本サロの求人が出てるんだよ!!