幕末の安政東海地震(M8.4、震源は駿河湾から遠州灘沖)は
房総半島から四国にかけて津波が襲来し伊豆に停泊中のロシア船ディアナ号が沈没したりした。

しかし江戸では隅田川河口の浜町河岸(中央区)で水位が1〜1.2メートル上がって路上にあふれ、船が破損した程度だった。
深川(江東区)でも水があふれたが家屋までは到達しなかったとの古文書が残っている。