>>16
戦後期、〔彩の国〕埼玉県の東松山には屠殺場(食肉センター)があり、そこで加工される豚肉・牛肉の副産物として、新鮮なモツ類・カ シラ肉が仕入られていました。
その肉を串に刺して販売を始めたのが焼鳥の始まり。焼鳥に付けるタレとして味噌を用いたものが「味噌だれ」の始まりです。

古くから、朝鮮半島には味噌ダレを付けて食べる食文化がありました。その味をベースとて、日本人がより美味しく食べられるように試行錯誤したのが東松山の味噌だれです。

東松山のやきとり(主に豚の頭肉、豚の内臓レバー、白、タン、ハツ)に使用される味噌だれは、知る人ぞ知る美味として現在も有名。多くの焼鳥屋さんがオリジナルの味を持っています。