都合の悪い本なので・・・発売を禁止したのでしょう

でも、アメリカでは優良図書に選ばれ中学校用の教材として多くの学校で使用されています

「ヨーコの話」として知られる、「竹の森遠く」は、米兵と結婚し、現在はアメリカ・マサチューセッツ州在住の川嶋擁子さんこと、ヨーコ・カワシマ・ワトキンズさんによる自伝作品です。

作者のヨーコさん自身が11歳だった第二次世界大戦の終戦時に体験した朝鮮半島北部の羅南からソウル、釜山を経て日本へ帰国する際、また帰国後の、悲惨な状況を描いています。

「So Far from the Bamboo Grove」は経験を溶かし表した作品として、1986年ニューヨークタイムス「今年の本」に選定され、同じ年、米国英文学の教師委員会の「教師が選んだ良い本」を受賞し、米国教科課程の必読書として数多い青少年達に愛読されています。

戦争の悲惨さを訴える資料として、アメリカでは優良図書に選ばれ中学校用の教材として多くの学校で使用されています。

「竹の森遠く」は、1986年にアメリカで出版されました。

2005年に韓国でも「ヨーコ物語」という題名で出版されていますが後に発売中止となりました。韓国にとって都合の悪い本なので、韓国政府は発売を禁止したのでしょう。

この本の内容は、大東亜戦争末期、朝鮮半島からの引き揚げ時、当時11才であったヨーコさんと家族が目撃した史実が書かれています。

韓国人らに追い回されて命からがら日本へ逃げ、韓国を抜けだす過程で日本人が韓国人に強姦され、暴力により日本人の人々が死んで行った目撃談です。

「So Far from the Bamboo Grove」は、1987年から、アメリカの学校で社会科の教科書として採用されています。

続編の「My brother my sister and I」も、ニューヨーク・タイムズ最高賞、Publishers Weekly最高賞等、多くの賞を受賞しています。

彼女の著書と講演に感動した多くの学生達の推薦により、1999年には、ピース・アビーから平和賞が贈られました。