帝王切開の際の麻酔のミスにより、妊婦だった女性(38)と生まれてきた長女(1)がともに寝たきりの植物状態になったとして、
女性の夫(37)と両親らが、京都府京田辺市の医院「ふるき産婦人科」を相手取り、
計約3億3千万円の損害賠償を求める訴訟を京都地裁に起こしたことが5日、分かった。

原告側代理人によると、女性が受けた麻酔は、脊髄を保護する硬膜の外側(硬膜外腔)に細い管(カテーテル)を入れ、
局所麻酔薬を投与する硬膜外麻酔。胎児への影響はほとんどないとされ、