本日の日経平均は反発。米主要3指数は下落したものの、前日に大きく下げた反動や原
油価格の上昇などを受けて朝方の日経平均は買い戻し優勢で取引をスタートした。その後
は上値が重く19,200円台でもみ合う時間が続いたが、後場に入ると円相場の落ち着きなど
を支えに幅広い銘柄が買われた。大引けにかけては高値圏を維持し、結局152円高の19,28
7円で本日の取引を終了した。

【決算発表を控えて好業績期待の銘柄物色へ】

 急反発した大発会以降は、バリュー系の銘柄が上昇一服となる半面、グロース系は堅調
を維持している。足元、2月、8月期決算企業の決算発表で内需系の好業績が確認されてお
り、好感される動きだ。バリュー系は日柄調整とみられ、押し目買いのタイミングを計り
たいところだ。
 また、今月下旬から始まる3月期決算企業の第3四半期決算発表を控えて、業績への関心