管理会社がマンション管理の更新を拒否 相次ぐ
https://news.yahoo.co.jp/articles/712185e3a6dc7aab850a424c5bd1cc9d05996606

管理会社では近年、売り上げ拡大よりも利益を重視した経営にシフトしており、
新築時から続いた管理委託契約を打ち切る事態が起きている。

大規模修繕工事を理事会が中心となって独自に元請け業者を公募。
管理会社とは別の業者が約1・8億円で受注する見通しとなった。
理事会に反発した住民による役員の解任騒動が勃発。
結果的に役員の残留が決まったが、まもなくして管理委託の終了が通告された。

工事を受注できないのなら、無理をしてまで契約を続ける必要がないと、管理会社が判断する。

管理人や清掃員の人件費などが高騰しても、管理委託費の値上げを組合側に受け入れさせる事は
簡単ではなく、管理委託業務だけでは十分な利益を得ることが困難。

管理会社の担当者が住民側に無理難題を突きつけられる『カスタマーハラスメント』が増えた。
夜中にクレーム処理に追われたり、怒鳴りつけられたりして、心身をすり減らすこともある。
業界は担当者不足に陥っており、こうした理不尽な行為が契約先の『選別』につながっている。

働く人が少なくなる一方で、需要が変わらないのであれば、安い仕事は拒否されるようになる。
それが端的に出ているのがマンション管理業界です。

「お客様は神様」とは言えない時代に入りつつあります。