>>15,16
>>イントラが合図するまでブレーキ
>>インストラクターが近づくと動くのは追い鞭や蹴り入れられる

これはほぼ同じことの両面だよね。
こういうのはオペラント条件付け(道具的条件付け)で解釈するのがわかりやすい。
「ぐずぐずしていると鞭入れられ痛い」は嫌子出現の弱化でぐずぐずが減る。
「ちゃんと歩けば鞭や拍車の痛みがなくなる」は嫌子消失の歩く行動強化、
「ちゃんと歩けば褒められる、砂糖くる」は好子出現の歩く行動強化。

痛みは無条件刺激で、鞭という条件刺激が痛みの前に対提示されると、鞭=痛みという連合学習が生じる。
イントラ+鞭だと痛くて、初心者+鞭だと痛くないことが多いと、イントラと初心者の弁別学習が生じる。
初心者は気まぐれにニンジンくれる存在で、イントラは「いつも、褒めコトバの後にニンジンくれる」と言う学習もあるだろう。最近のイントラは愛馬袋を使いこなせていない者も多いが。

素人が何の方法論も持たずに馬の気持ちを推測しても、妥当な解釈に辿りつくのは難しい。

好子出現/好子消失/嫌子出現/嫌子消失
好子出現の阻止/好子消失の阻止/嫌子出現の阻止/嫌子消失の阻止
何も起こらない

という9パターンだけ意識すればよいので、強化・弱化・消去で捉えることをお勧めする。
阻止とは、たとえば「舌鼓で歩く→鞭がこない」は、嫌子出現の阻止の強化で「舌鼓だけで歩く」行動が強化される、ということね。