付加価値商売もむろんあるでしょうが・・・
根本の問題は人口分布かなあと。
乗馬の何がコスト高の理由かっていえば馬場と人件費。
人口10万20万、ちょっと行ったららすぐ郊外、という小都市が分散しているようだと、
安く使える土地=馬場まで会員さんが朝晩通える。手入れやボロだしもある程度できる。
通えればすぐうまくなるから、馬の維持や、少しずつの調教は会員さんでもできるようになる。
人件費を圧縮できる。平日と週末の差が小さければ馬の維持も楽。

馬自体はたとえば買値50万、平均耐用年数10年として年間の償却5万。
餌代月1.5万、医療費年5万、水その他年5万として年に35万、月に3万。
一頭を平均二人の会員さんで持ってもらうとして、月1.5万で月に15鞍乗って貰える。むろん月1万10鞍×3人でもいい。
日に1鞍だと装蹄しないですむ可能性が高いからその費用を圧縮できる。
むろん、借地料や、クラブハウス・厩舎の償却と考えるともう少しかかるとか、馬房を広くして敷き料節約するか、狭くして敷き料代と処理代を持つか、いろいろあるけれど・・・

土地が安い所まで出るのに時間がかかる大都市圏に人口が多いから今の難しさがある。