0744白馬に乗った名無し様
2017/11/24(金) 17:49:47.25ID:ro+NEQ1E23日午後、島根県浜田市にある障害者の支援施設で、乗馬体験のための馬が暴れて10人が軽いけがをしました。
警察が当時の詳しい状況などについて調べています。
23日午後0時45分ごろ、島根県浜田市の障害者支援施設、「桑の木園」で行われていた外部の人も参加できるイベント会場で、乗馬体験のために木につながれていた1頭の馬が暴れだし、人混みの中に突っ込みました。
警察や消防によりますと馬に体当たりされたり、避けようと転んだりして0歳の乳児から80代のお年寄りまで男女あわせて10人が病院に運ばれました。
当初は現場では骨折した人もいると見られましたが、病院で医師が改めて診察したところ、いずれも打撲などの軽いけがだったということです。
警察によりますと、馬は当時、会場近くの木の枝に手綱でつながれ、乗馬のインストラクターがそばにいましたが、木の枝が折れたことで馬が暴れ出し、多くの人が集まっていた餅まきの会場に突っ込んだということです。
馬はメスで体長が2メートルあまり、体重はおよそ400キロから450キロほどあり、近くのレジャー施設で飼育されているうちの1頭でした。
警察は馬が暴れ出した当時の詳しい状況などについて調べています。
会場で目撃した男性は、「馬が入ってきて、駐車場の中を人がいるところに入りながらぐるっと一回りした。状況が分からずぼう然としました。驚く人の声が聞こえました」と話していました。
また、別の女性は、「馬が木の枝を引きずりながら走ってきた。とても驚きました」と話していました。
騒動が起きた時、馬に付き添っていた男性は、「馬が木の枝を折って畑を走り回り、人が多い場所に走っていきました。制止しようとしましたが興奮していて止められませんでした」と話していました。
暴れた馬を飼育している現場近くのレジャー施設の職員の女性は、「馬はこちらに戻った時、目がきょろきょろして興奮している様子でした。ふだんはおとなしく、臆病なので、折れた木の枝が体にまとわりつくのが嫌で、暴れてしまったのかなと思います」と話していました。
障害者支援施設を運営する社会福祉法人「いわみ福祉会」の室崎富恵理事長は、「地域の人のためにこのような催しを行ったのにけが人を出してしまったことに責任を感じている。主催者としてきっちり最後まで対応したい」と話していました。