>>161
お見事でございまつ。

すべての飼養管理者がそのくらいの知識と経験をもっていれば147氏のように
迷ってここまで流れてくることもないと思うんですがね。
特に強い運動や強度のストレスにさらされる環境になりやすい競技馬を扱う上では欠かせない
内容かと思います。貸馬の場合はそんな時間があれば稼いでろ、みたいになりがちなので
ある程度その辺には目をつぶってでも摂食時間当りエネルギーで飼料を設計せざるを得ない
場合もあるですけどね(かわいそうだけどお金は大事なんです、みんな ^^;)
ちなみに、いま私の扱っている馬の飼料についていうと濃厚飼料比は25%〜45%のあたりで
調整します。比率の変動が激しいのは、負荷運動量が時期的な問題で大きく変わるからです。
で、最強度の運動時には下手すれば競走馬の基準もはみ出すくらいの消費カロリーになります。
あまり詳しく書くと私がどこの何者かバレちゃうんで勘弁してください。

で、ヘイキューブ=悪みたいに書いたつもりはないんですが
だいたいの乗馬の厩舎では主要飼料の第一選択肢になってると思いますし。
ついでに、いまは私もヘイキューブユーザーです。安いからw
もひとつついでですが、私のところもやっぱりメインの粗資料は乾草で、ヘイキューブは3度の
飼のときに濃厚飼料の一部(分量だけ見れば半分ですけど)としてみてあります。

ただ、乗馬クラブの自馬や競技馬の管理用途に使う飼料として考えるとあんまりメリットないかなー、
てのが正直な印象です。 摂取時間当たりカロリーはかなりのものになるので、乗馬クラブの貸馬とか
いま自分で使っている馬みたいにこれでないと予算がクリアできない(当然えらい量を食べます)とか
ならとても重宝な飼料なんですが。

結局は牛用、ていっちゃうとまたカドが立ちそうですけどもともとは肥育用のヘイキューブを
そのまま転用しているのが現実ですし、品質も乾草などと比べるとあまりほめられない気がします。

ホントは>>164みたいにしたいんですよー。
食が細いのがいるんでそんなところでも苦労させられるし。。。