https://www.aist.go.jp/aist_j/new_research/2005/nr20050610/nr20050610.html

従来関東平野北縁にかけて深く沈み込んでいるとされていたフィリッピン海プレートは、
実際は東京湾北縁部までしか延びていません(図1)。
そのかわり、そのフィリッピン海プレートと太平洋プレートの間にもう1枚プレート
(以下、ブロック)が存在します。そのブロックは約100x100km、厚さ25km、深さ
30-100kmの範囲で、太平洋プレートに平行に乗った形で分布します(図2)。
このブロックの正体は過去に破断され深く沈み込めなくなった太平洋プレートの残存
物と考えています(面白いことにブロックと関東平野の形が同じです)。