噴出量が少なかったのは、火口の水深が深かったからだな。
直前の大噴火で陸の火口吹きとばして、たぶん火口は水深数百mに下がってる。そして、マグマと海水が触れて、マグマ水蒸気爆発を起きた。
それが(浅めに見積もって)水深100米なら、水圧は10気圧になる。したがって、そこでマグマの揮発成分が発泡しても1/10しか膨張できないから軽石にならなず、海底に沈んでる。だから、軽石は少ない。
また、噴煙中の火山灰も少なく、湿ってるので遠くには届かない。
火山ガス中の硫黄成分(SO2、H2)も海水に溶けやすいので、規模の割に噴煙中の含有量は少なかった。
その代わりに、広大な変色水域(半径数100km)が見られている。