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和歌山で熱帯のゴシキエビ2匹捕獲「本州では珍しい」地元水族館で展示
[2021年10月22日21時52分]

和歌山県白浜町で地元の漁師が今月、伊勢エビの仲間で主に熱帯の海域にいるゴシキエビを2匹捕獲した。
提供を受けた同県すさみ町立「エビとカニの水族館」は22日から、来館者向けに展示。
「本州の海で取れるのは珍しい」としている。

2匹は、薄緑色を基調とした体で、触角は白く脚は黒っぽい。頭胸部は淡い赤色になっているところもある。
共に体長は10月中旬時点で約16センチ、重さ約150グラム。
漁師2人が伊勢エビ漁をした際、それぞれ1匹ずつ網に掛かった。

同館などによると、ゴシキエビは太平洋やインド洋の熱帯域に生息。
日本では、鹿児島県の薩南諸島や沖縄県の海で確認されることが多い。

(共同)

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和歌山県すさみ町立「エビとカニの水族館」が漁師から提供を受けたゴシキエビ(共同)