宇都宮でクラスター 栃木県内28人感染、変異株は6人 新型コロナ、10日発表

 県と宇都宮市は10日、新たに計28人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。宇都宮市の事業所で県内62例目となるクラスター(感染者集団)が発生し、従業員6人が感染した。県内の累計感染者数は5628人。変異株感染は6人確認された。県公表の変異株感染者は計192人となった。

 新規感染者は10歳未満〜80代の男女。居住地別では宇都宮市12人、栃木市8人、小山市4人、真岡市、壬生町、野木町各1人、県外1人。

 宇都宮市内の事業所では8〜10日に計6人の陽性が判明した。市によると、換気が悪い休憩室での会話や飲食が原因と推定されるという。11日までに全従業員20人の検査を実施する。

 変異株感染者は20〜30代の男女で、いずれも変異株「N501Y」が検出された。

 県と宇都宮市は10日、計168件検査(委託分は未集計)。累計検査件数は22万3235件、退院者5345人、入院者140人、宿泊療養者68人、自宅療養者22人、入院調整中39人、重症者4人。

https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/450170