>>542
オオムロダシ(大室ダシ)のことかな?
大室ダシの北隣にある伊豆大島・三原山などの北部伊豆諸島は粘度の低い玄武岩マグマを噴出しているけど、
それらの「火山フロント上に連なる南北ライン」とは別の、交差する「南西-北東ライン」にも活動域がありります
その中の一つ「神津島-新島-大室ダシ」ラインでは南北ラインと異なる粘性の高いマグマも噴出してきました

粘性の強いマグマはガス成分が抜けにくい性質を伴うから、
噴火となると爆発的事象になりやすかったり、
水圧の低い浅い海底で噴出すると破壊力の大きな水蒸気爆発になったりします

所説ある大室ダシの解釈ですが、
残存する基底部が伊豆大島並みの巨大さで、海中カルデラ構造有り・・
粘性の強い流紋岩を伴う爆発的噴火により自らの上部構造を一気に吹き飛ばし、
海中に没した島・・という説もあります