探査船「ちきゅう」、プレート境界初到達へ 10月清水港出港 
http://www.at-s.com/news/article/topics/shizuoka/543840.html
清水港を事実上の母港とする地球深部探査船
「ちきゅう」を使って南海トラフの地震発生
メカニズムを解明するプロジェクトに取り組んでいる国立研究開発法人海洋研究開発機構
(JAMSTEC)は10月からの研究航海で、最終目標としてきた巨大地震発生帯(固着域)のプレート境界への到達を目指す。地球深部は月より遠い世界とされ、成功すれば人類初
の快挙となる。
10月10日に清水港を出発し、紀伊半島沖
で約半年かけて海底を掘削する。プロジェクトは2007年開始。これまでに水深約2千メートルの場所で海底下約3千メートルまで掘る
ことに成功している。この掘削孔をさらに約
2千メートル掘り下げて海底下約5200メートルのプレート境界に達し、地層の試料
(ボーリングコア)や物性データを取得する。