今回(2018/09/6)の地震によるブラックアウト(全電力停止)は、人災だと思う。
それは何故かと言うと、“発電量(供給)と使用量(需要)”のバランスが大きく崩れた為に
他の無傷の火力発電機(奈井江、知内、伊達の3基)まで停止した。

稼働可能な無傷の火力発電機を、なぜ止めねばならなかったか? それは、それは北電が
“想定外”の事態での“緊急の電力システム”マニュアルを作成していなかったからである。

苫東厚真火力発電所を機軸とした“集中電力システム”に固執したからである。

稼働可能な他の3基を“独立した電力システム”の遂行により、“北本連系線”による電力の受け入れが
可能となり、今回のような混乱は容易に防ぐことがきたのである。