福島県産米「天のつぶ」使用 スーパードライ販売へ
2018年10月2日 21:30

アサヒビールは2日、福島県産米「天のつぶ」を使ったスーパードライを12月4日から福島県内限定で販売すると発表した。
天のつぶは県が独自開発したコメのうち、東日本大震災後に登録した品種の第1号。
会見したアサヒビールの秋本浩志執行役員は「地元のコメを使った、より身近な商品を提供することで地域に貢献したい」と話した。

同県本宮市の福島工場で生産し、まずは3万5千箱(1箱は大瓶20本)の販売を目指す。価格はオープンだが、通常のスーパードライと同程度を予想している。

ビールは味を調整する副原料として、コメを使用する場合がある。
天のつぶは福島県内でコシヒカリ、ひとめぼれに次ぎ、全体の1割強の作付けシェアがある。
https://www.foods-ch.com/export/sites/default/images/news/press_736946_image1.jpg

https://r.nikkei.com/article/DGXMZO36028230S8A001C1L01000