>>868
>電車内でのAED使用実績に興味があります
 ある年の冬の朝、通勤のために電車に乗っていたら隣の車両で人が倒れた様で
大騒ぎになりました。 年齢は60過ぎのオッさんで、近くには年の離れた嫁と
小学生くらいの子供がいました。 僕は、実家(秦野)の日赤で上級救命講習を
受けていましたが、特に更新もせずに1回だけ受講していました。
 周りの人たちは(普通ですが)何をしたら良いのかわからんようで、パニックに
なっていたので、大人が何もしないのは子供の教育上良くないから、とりあえず
見に行って、頸動脈を触ると脈がなく冷たい状態でした。
 本来、心臓マッサージは下が硬いところで行うべきですが、真冬なので体温低下を
防止するために座席に横たわらせ、心臓マッサージを行い駅員の持って来たAEDを
セットして、2、3回目で動作で蘇生しました。 黒かった顔に赤みが戻った時の
達成感は言葉には表せなかったです。 その後、その子に「もう大丈夫だよ!」と
伝えた際に安心した様子は疲れも忘れさせてくれたものでした。
 ただ、昨今では個人情報保護の観点からか、その後に電話一本ない状況は正直、
その後無事に回復したのか? 後遺症は残ってないのか? などこちらも暫くは
落ち着かなかった事や、感染症の検査すら行ってもらえない状況で、AEDの活用を
求めるのはちょっと違うのかなというのが正直な感想です。
 子供のいない僕ですが、もし子供がいたなら「パパは何があっても逃げない」と
背中で見せれた様な気がします。 その子にそれが伝わっていれば、それだけで良い
と思うので、また同じ状況になれば僕は迷わずやりますが、上記の状況を踏まえ
皆さんが実施する際には、コンビニ袋などを利用することをお勧めします。