2011に小豆島で古い缶詰が発見された。
昭和19(1944)年に「広島県合同缶詰株式会社尾道工場」が製造し、「横須賀海軍軍需部」に納めた赤飯の缶詰だった。
これを2015年に開封したところ、「赤飯のお米がつやつやと輝いていて、一緒に入っている小豆もふっくらしていてきれいな小豆色。すぐにでも食べたいくらいの炊きたての赤飯だった」。
製造後71年が経過している為、食べるのは躊躇した。
そこで、日本食品分析センターに分析を依頼。
検査結果は「細菌の検出はなし。ただし味の保証は出来ない。」

軍用の缶詰は民生用とは違って特別なものだ!と信じてる人が居るが、
缶詰ってのはそもそも、軍隊が加工食品を携行する為に発明された物だ