大阪北部地震は南海トラフ地震の前兆?直下型地震増加のワケ

2018.6.26 11:30AERA
https://dot.asahi.com/aera/2018062500055.html

南海トラフ地震の前後には内陸の直下型地震が増える。歴史文書などから過去1千年の地震を分析すると、南海トラフ地震の50年前から地震の10年後までの間は、それ以外の期間に比べて約4倍、被害を起こす地震が起きやすくなっている。

たとえば前回の南海地震(1946年)が起きる前の40年間(1906〜46年)には、北但馬地震(M6.8、死者428人)、北丹後地震(M7.3、同2925人)、鳥取地震(M7.2、同1083人)など、M6以上の地震が10回起きている。