>>243
未知のものが、既知にはなりようがないし、
人間の脳はイメージがあるだけで、未知を理解しようがない。

未知のものは、もともともの未知に帰ってこそ、その働きが出来る。
創造とはまったくイメージが存在しないときにこそ可能なのである。

私は日本人である、どこそこの親の子であると、私は世間から見るとこうなのだと
自己イメージを蓄え続けた結果に、あなたは2,3歳くらいの途中から生まれたものにすぎず、
あなた自体がそもそも存在していない。

あなたというものがあるということが、知識の生み出す妄想なのであって
あなたがいないときにだけ、リアリティがあるのだ。

知性、それは実は現実への恐怖でしかなく、
やっていることはリアリティからの逃避にすぎない。

リアリティ、それをイメージであるあなたから見ると、
虚無や完全な死にすぎないので全力で逃避するのだ。