0514M7.74(東日本)
2018/05/30(水) 17:21:16.77ID:0+ddgyoG0釣り場は千田港から航程10分ほどの近場。25〜30センチ級主体で食いがよく、35センチオーバーの大型も交じる。梅雨を前に最盛期に突入した南房のイサキ。白子や真子も膨らみだし、旬を迎えている。
千田港のすぐ前に広がる釣り場に着くと、早川正晴船長(74)は、魚探の画面を慎重に見つめ船足を緩めた。港を出てまだ10分少々のことだ。「タナ19メートルで始めて下さい」の声で釣りを開始した。
水深22メートルまで仕掛けを下ろし、魚を驚かせないように、竿先をゆっくり大きく上下に一振りしてコマセをまく。そこでリールのハンドルを一回巻いて、またコマセをまく。これを3回行い約3メートル巻き上げて指示ダナの19メートルに合わせた。
コマセが作る煙幕にイサキが集まって来たのか、止めた竿先が少し浮き上がると、すぐさまギュンギュンと竿が引き込まれた。
1・75号のハリスが切れないようにゆっくりと巻き上げる。海面から抜き上げたイサキは28センチの良型だった。活性は高いようでアタリが続いた。
右舷船尾では、東村山市の勝又勲さん(79)が順調に数を伸ばしていた。
早川船長から「タナ27メートル、魚が浮いて来ています」とのアナウンスがあると、指示ダナより1〜2メートル上に仕掛けを止めて待った。すると、一気に竿先が水面にまで引き込まれる強い引きがきた。
「群れの上に居る魚は大型が多いからね。これが1尾ならジャンボサイズだよ、良型の一荷かな」の言葉通り水面下に現れた魚影は2つ。30センチ級の2尾掛けだった。
http://www.hochi.co.jp/dosports/fishing/20180529-OHT1T50201.html