◆【南海トラフ】伊勢湾〜三重県で最大M4.5の低周波地震と地殻変動を観測

南海トラフ巨大地震について検討している気象庁は、先月中旬から下旬にかけて、伊勢湾から紀伊半島のプレート境界付近で深部低周波地震を観測したと発表した。
同時期には、複数の観測点でわずかな地殻変動もあったという。

四国の南から駿河湾にかけて伸びる南海トラフ沿いでは、今後30年以内に70%の確率でマグニチュード(M)8を上回る巨大地震が発生する可能性があるとされる。
気象庁は今月9日に定例の検討会を開き、先月13日?21日にかけて、伊勢湾から三重県にかけてのプレート境界付近の深さ10キロ以内を震源とするM3.6?M4.5の深部低周波地震があったと発表した。