えびの市 長江川の水質検査結果
04月28日 18時39分更新

硫黄山の噴火の影響で川の水が白く濁り、県が水質調査を行ってきたえびの市の長江川について、
ヒ素やほう素など複数の検査項目で環境基準値を大きく超えていることが分かりました。

県の検査結果によりますと、えびの市の長江川上流でヒ素が基準値の約200倍、
ホウ素が基準値の約40倍など7項目で環境基準を超える数値結果が出ました。
県では「生物の生育が難しい数値」として、引き続き長江川の水を農業用水として使用しないよう呼びかけています。
また、地下に浸透した水が井戸に流れ込む恐れもあることから、長江川周辺の井戸や湧水の飲用を避けるよう呼びかけています。
川の濁りは長江川が合流する川内川まで広がっていることから、県ではあす新たに5ヵ所で追加検査を行います。
http://www.umk.co.jp/news/?news=20180428&;no=10040