阿蘇山 火口直下の「火山性微動 きのう4日に1000回」超える
2018年03月05日 17時19分

 熊本県の阿蘇山では今月1日以降、火口直下で起こる特有の火山性微動が急増しており、きのう(4日)は1000回を超えた。火山性地震も1日200回を超える日が続いており、気象庁では「火山活動に高まりが見られる」として監視体制を強化している。

 気象庁によると、阿蘇山では今月1日以降、「孤立型微動」と呼ばれる阿蘇山特有の火山性微動が相次いでいて、おととい(3日)は680回、4日は1049回を観測。きょうは午後3時までに500回を超えている。

また火山性地震も増えており、今月に入ってからは連日200〜300回近く発生している。