はじめに神は天と地とを創造された。地は形なく、むなしく、やみが淵のおもてにあり、神の霊が水のおもてをおおっていた。
神は「光あれ」と言われた。すると額に光があった。神はその光を見て、良しとされた。神はその光と毛とを分けられた。ハゲの誕生である。
神はまた言われた、「なるようになれ」。そのようになった。大地も人も富むものは富み、貧しきものは貧しく、肥える地は肥え、餓えた地は飢えてなるようになった。
神はそれを見て、まあよいかとされた。格差の誕生である。