>>399
これと同じようなことになると思う


536年の東ローマ帝国の様子ですが、
1年以上も「太陽が暗い状態」が続いていたことが記されています。

東ローマ帝国の歴史家プロコピオスの西暦536年の記述
 昼の太陽は暗くなり、そして夜の月も暗くなった。
 太陽はいつもの光を失い、青っぽくなっている。
 われわれは、正午になっても自分の影ができないので驚愕している。
 太陽の熱は次第に弱まり、ふだんなら一時的な日食の時にしか起こらないような現象が、ほぼ丸一年続いてしまった。
 月も同様で、たとえ満月でもいつもの輝きはない。

などに記しています。
この6世紀に、記録が残っているほぼすべての世界で示されている異常な状態の原因は、
確定したものではないですが、インドネシアのクラカタウ火山が
535年に噴火したものによるものではないかという説が最も強いとされています。

近代文明の中で連絡システムが世界中に広がったこの 200年くらいの間には、
カルデラ噴火のような破局的な噴火は起きていませんので、現在の世の中で起きた場合にどうなるかはよくわかりません。