インドネシア火山地質災害対策局は21日、バリ島東部アグン山(標高3千メートル超)の山頂から灰色の噴煙が上がっているのを確認し、小規模な噴火が起きたと明らかにした
。被害は確認されていない。アグン山の噴火は1963〜64年以来で、約半世紀ぶり。

 噴煙は山頂から約700メートルの高さまで上った。同局幹部は「小規模で、爆発的噴火ではない」と述べた。

 当局は9月22日に噴火警戒レベルを4段階の最高に引き上げた。山頂近くの立ち入りを禁じ、一時は10万人以上が避難。10月29日、火山活動が落ち着いてきたとして警
戒レベルを上から2番目に引き下げていた。
https://www.kobe-np.co.jp/news/zenkoku/compact/201711/0010752996.shtml